グエン・タン・ズン首相はこのほど、ベトナム鉄鋼総公社(VSC)に対し、北中部ハティン省ブンアン経済区での鉄鋼コンビナート建設計画をインドのタタ・スチールとの合弁で実施することを許可した。総投資額は35億米ドル(約4200億円)。両者による正式な契約締結は5月中に行われる予定。
VSC社の代表によると、合弁会社は年産450万トン規模の製鉄所などを含む鉄鋼団地を建設する。ただし具体的な計画内容や資本比率などは今後の両社間での話し合いで決定される。
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