保健省は9日、医薬品の価格安定化策について、グエン・タン・ズン首相に報告したと明らかにした。報告は医薬品の価格安定策として、「需要と供給のバランス」を取ることと、「医薬品の備蓄」を進めることを重要な対策としている。
医薬品の備蓄計画は2005年から進められている。当時は予算3300億ドン(約20億円)で医薬品972種類1000品目を備蓄していたが、今年は予算が5000億ドン(約30億円)に拡大され、医薬品の種類も1300~1700種類、3000~3500品目に増加している。備蓄されるのは需要の多い医薬品と必須医薬品で、市場価格が上昇した場合に備蓄薬を購入価格で供給し市場の安定を図る。