グエン・タン・ズン首相は5日、国営企業の財政管理に関する新たな規則を定めた政令09/2009/ND-CP号を公布した。3月25日に施行される。
新規則によると、国営企業は投資資金の70%以上を本業分野に投じなければならない。また、外部への投資額は国営企業の資本金の額を超えてはならない。特に金融・保険・証券の3分野については、投資できるのは1分野につき1社で、投資額も出資を受ける企業の資本金の20%を超えてはならないなどと制限されている。
しかし、各国営企業の「本業」が何かについては明確な基準がまだなく、今後問題になりそうだ。