日本の国際協力機構(JICA)とハノイ市人民委員会は6日、「ハノイ市における都市大量高速輸送機関(UMRT)の建設と一体となった都市開発整備計画調査」の実施範囲に関する文書に調印した。将来のUMRT開発計画と調和した都市開発を実施するための戦略や方針を策定する。
調査の対象地域は、1号線(ゴックホイ~ザップバット~ザーラム)と2号線(ナムタンロン~チャンフンダオ)の駅周辺と沿線地域で、期間は1年半を予定している。
グエン・タン・ズン首相が承認した「2020年までのハノイ市交通運輸発展計画」によると、市内では5路線のUMRT建設が予定されている。このうち1号線については、日本政府が円借款を約束している。