ベトナムコーヒー・カカオ協会(Vicofa)のルオン・バン・トゥ会長は1日、コーヒー輸出価格が低落していることを受け、同協会メンバー業者への輸出停止要請を含め対策を検討する臨時会議を開く予定だと明らかにした。この半月の間にベトナムコーヒーのFOB(本船渡し)価格は1トン当たり1245米ドル(約12万円)にまで下がっている。国際市場のコーヒー価格もこの3年間で最低の1トン当たり1294米ドル(約12万4000円)になっているという。
トゥ会長はこの価格低落について、世界的な景気後退の影響もあるが、国際投機家の市場操作の面が強いと指摘している。