3日付の日本経済新聞によると、台湾石油化学最大手のフォルモサグループは、北中部ハティン省ブンアン経済区で大型製鉄所の建設を開始した。計画では2015年末より稼動する。高炉から熱延・冷延までの工場が完成すれば、ベトナム初の一貫製鉄所となる。
また製鉄所のほか深水港や火力発電所も建設、第1期工事で約100億ドル(約8200億円)を投じる。最終的な投資額は約200億ドル(約1兆6400億円)となる見込み。年間約700万tの粗鋼を生産し、段階的に年産2250万tまで引き上げ、国内外に供給する計画である。
なお、ベトナムではインドのタタ製鉄、JFEスチールによる一貫製鉄所も計画されている。
・ JFEスチール、台湾フォルモサの一貫製鉄所プロジェクトで契約締結 (2015/09/22)
・ JFEスチール、台湾フォルモサの一貫製鉄所プロジェクトに参画 (2015/07/31)
・ ハティン省:台湾フォルモサ工事現場で足場崩落、作業員50人が死傷 (2015/03/26)
・ 台湾フォルモサ、ドンナイ省で5億ドルの追加投資を計画 (2013/11/29)
・ IHI運搬機械、世界最大級連続式アンローダを受注 (2013/01/17)
・ 複数の大規模鉄鋼案件が計画中、供給過剰に懸念も (2012/12/18)
・ 台湾フォルモサ、ハティン省の製鉄複合地区案件に70億ドル追加投資 (2012/04/25)
・ 台湾フォルモサ、製鉄案件に70億ドル追加投資 (2010/08/09)

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