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- 電動ミニバス「ビンファストEB 6」を発表
- 都市バスとスクールバスの2種類で展開
- 都市バス定員30人、スクールバス定員20人
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は、電動ミニバス「ビンファストEB 6」を発表した。
「ビンファストEB 6」は、都市型電動バスとスクールバスの2種類があり、共通の設計・車体・モーターを採用しながら、用途に応じた仕様となっている。
車両サイズは全長6.2m、全幅2.2m、全高2.9m、最低地上高は180mm。後輪駆動で、最大出力140kW、最大トルク420Nm、最高速度は90km/h。容量179.5kWhのLFP電池(リン酸鉄リチウムイオン電池)を搭載し、フル充電で250km余りの走行が可能。最大出力120kWの急速充電に対応し、20%から80%までの充電にかかる時間は約70分。
都市型モデルは定員30人(座席11席、車椅子スペース1席、立席17席、運転席1席)で、手すりや降車ボタンなどの標準装備を備える。
一方、スクールバスモデルは定員20人(座席19席、運転席1席)で、全座席にシートベルトを装備。この他、救急キット、ドライバー監視カメラ、置き去り防止の点呼・警告システム、保護者・生徒向けアプリ、決済・ポイントアプリなどの導入が可能となっている。
VIC傘下ビンファスト製の電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM)が正規代理店となり、全国の学校や教育機関に対し、電動スクールバスによる高品質な送迎サービス提供する。都市型モデルは9月に、スクールバスモデルは10月に発売を予定している。