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- ベトナム人が手掛ける国産ネットワーク
- ブロックチェーンエコシステム構築に貢献
- ブロックチェーン人材発掘も
地場ワンマトリックス(1Matrix)は6日、ベトナム人が設計・運営する国産のレイヤー1ブロックチェーンネットワークを開発・運営する計画を発表した。
同社は、企業や官民向けに包括的なブロックチェーンソリューションを提供することで、国のブロックチェーンエコシステムの構築に貢献し、デジタル変革の推進と新技術分野に関する社会全体の認識向上を図る。
ワンマトリックスは同日、優秀な人材を発掘・育成すべく、ブロックチェーン人材発掘コンペティション「ベトチェーン・タレンツ2025(VietChain Talents 2025)」を始動した。この取り組みには、政府機関、大学、企業など50以上の団体が賛同しており、ベトナム人民軍傘下の政府暗号委員会およびベトナム・ブロックチェーン協会(VBA)が専門的支援を提供している。
同コンペティションは、◇レイヤー1ブロックチェーン、◇中央集権型・分散型取引所、◇ブロックチェーントレーサビリティ、◇ブロックチェーンブリッジの4つの主要テーマに焦点を当てて実施される。賞金の総額は35億VND(約1920万円)。各テーマでチームが最優秀賞を受賞すると、所属する大学や教育機関にも賞金が授与される。
審査は、政府暗号委員会、ベトナム・ブロックチェーン協会、ワンマトリックス、科学技術省、暗号技術学院、大手テクノロジー企業などの専門家からなる審査委員会により行われる。6月20日までソリューションの応募を受け付けている。
なお、ワンマトリックスは3月に設立され、ワンマウントグループ(One Mount Group)が株60％を保有している。
ワンマウントグループは、大手民間銀行テクコムバンク[TCB](Techcombank)と密接な関係を持つ企業として知られており、同行のホー・フン・アイン会長一族が同グループの株式の大半を保有している。
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