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2025/10/17 14:17 JST配信
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- 「ダナン・ロジスティクスセンター」着工
- 物流フローと作業効率を最適化
- 効率的で環境に配慮した物流を目指す
国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル＝Viettel)の子会社である宅配大手のベトテル郵便[VTP](Viettel Post)は15日、南中部地方ダナン市のリエンチエウ工業団地内で「ダナン・ロジスティクスセンター」を着工した。
同センターは面積8.6haの用地に建設され、投資総額は7220億VND(約41億円)超で、倉庫3棟の総面積は約4万m2となる。消費財・冷蔵・冷凍倉庫、電子商取引(eコマース＝EC)向けフルフィルメント倉庫を備え、自動仕分けセンターには高速仕分けシステムのクロスベルトソーターを導入し、1時間あたり9000個の荷物を処理できる。さらに、自動搬送ロボットも併用し、物流フローと作業効率を最適化する。
また、スマート管理システムにより、倉庫・注文・輸送データをリアルタイムで連携し、ルートの最適化や積載効率の向上を実現する。稼働時には所要時間を33％短縮し、月に約34万8000kmの輸送を減らすことで燃料費と排出量を削減し、効率的で環境に配慮した物流を目指す。
同センターは、製造・小売・ECのエコシステムと連携し、配送時間の短縮や配送精度の向上、企業の競争力強化と持続可能なECを支援する。
第1期は2026年に完成する予定で、安定した雇用創出と地域の経済への貢献も見込まれている。
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