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- 25年1～6月期の監査済み財務諸表を公表
- 税引後利益は約▲8.4億円の赤字
- 売上高は約6.1億円、すべて旅客運輸収入
ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン～スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社(HURC1)は、2025年1～6月期の監査済み財務諸表を公表した。報告によると、同期の税引後利益は▲1420億VND(約▲8億4000万円)の赤字となった。
同期の売上高は1040億VND(約6億1000万円)で、すべて旅客運輸収入だった。無料運行期間を除くと、1日あたりの収入は約6億VND(約350万円)の計算となる。一方、売上原価は2375億VND(約14億円)に上り、うち人件費が510億VND(約3億円)、一般管理費が1629億VND(約9億6000万円)、原材料費が236億VND(約1億3900万円)だった。
コスト負担が大きく、赤字となったものの、同社は「継続企業の前提に影響を及ぼす事象は確認されていない」としている。
同社は6月末時点で、2140億VND(約12億6000万円)の銀行預金を保有し、TPバンク[TPB](TPBank)に1905億VND(約11億2000万円)、ベトコムバンク[VCB](Vietcombank)に230億VND(約1億3500万円)を預けていた。
2025年の業績目標は、旅客運輸収入が2016億VND(約11億9000万円)、税引前利益が2000万VND(約11万8000円)に設定されている。
メトロ1号線は同市初のメトロで、2024年12月に運行を開始した。投資総額は43兆7000億VND(約2570億円)。全長19.7kmで、14駅(うち地下3駅、高架11駅)を設置している。
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・ ホーチミン：メトロ1号線、開業初年度は5550万円の赤字 (2025/06/03)
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・ ホーチミン：メトロ1号線、初日の利用者数15万人 予定の5.5倍 (2024/12/25)
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