![]() (C) エフ・シー・シー ![]() |
- 資本業務提携に向けた基本合意書を締結
- 付加価値向上と事業展開強化へ協業推進
- 持続可能なモビリティ社会の実現に貢献
二輪・四輪のクラッチおよびEV/CASE領域の製品の製造・販売などを手掛ける株式会社エフ・シー・シー(静岡県浜松市)は、ベトナムを拠点に電動バイクの生産・販売を手掛けるダットバイク(Dat Bike、シンガポール)との間で、ダットバイクへの資本参画を軸とした資本業務提携に向けた基本合意書を締結した。
これは、戦略的パートナーシップのもと、ダットバイクが展開する電動バイクのさらなる付加価値向上と、ベトナムをはじめとするASEAN市場への事業展開強化に向けて協業を推進するためのもの。
エフ・シー・シーは、第12次中期経営計画において経営基盤の強化と事業ポートフォリオの転換を推進している。特に、EV/CASE領域を中心とした二輪新規事業は同社の将来成長を支える重要な柱で、インド・ASEAN地域をその中核市場と位置付けている。
今回の提携を通じ、エフ・シー・シーの二輪新規事業(EV/CASE領域)において、電動基幹部品の提供に加え、独自e-Axle(電動パワーユニット)の初搭載、さらにはコネクテッド・サービスの共同開発を推進していく。
また、両社でベトナムからASEAN各国への展開を加速し、地域のニーズや社会課題の解決への対応を通じて、持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していく。
なお、基本合意に基づき、今後は最終契約の締結を経て、2025年度中の製品開発・販売準備を進める予定だ。