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- 高純度EPA製剤「エパデールS」販売承認
- 地場ティエンタオファーマ通じて独占販売
- これまでにタイで販売
持田製薬株式会社(東京都新宿区)とMeiji Seikaファルマ株式会社(東京都中央区)は、持田製薬が日本で販売している高純度EPA(イコサペント酸エチル)製剤「エパデールS」について、Meijiの提携パートナーであるティエンタオファーマ(Thien Thao Pharma、ハノイ市)が16日付けで高脂血症の適応でベトナムにおける輸入販売承認を取得したと発表した。
持田製薬はMeijiに対し、ベトナムにおいて「エパデールS」を開発・販売するための独占的権利を許諾しており、Meijiはティエンタオファーマによる同剤の販売承認取得を推進していた。
今回の承認取得により、持田製薬はベトナム向けに製品を供給し、Meijiはティエンタオファーマを通じてベトナムにおいて同剤を独占的に販売する。また、持田製薬はMeijiを通じてティエンタオファーマへの情報提供などの支援を行う。
持田製薬とMeijiは、同剤について、ベトナムをはじめとしたASEAN地域、中国、台湾における販売に関する契約を締結しており、これまでにタイで販売を行っている。今後は、ベトナムでも販売することで、患者のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献していく。
なお、エパデールは、持田製薬が世界で初めて医療用医薬品として開発した高純度EPA製剤で、1990年に販売を開始し、日本では「高脂血症」と「閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛及び冷感の改善」を適応としている。