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- 巡視船「CSB8022」を海上警察に引き渡し
- 越米間の国防協力に関する覚書に基づく
- 海上法執行や捜索救助などの対応能力強化
在ベトナム米国大使館は18日、巡視船「CSB8022」をベトナム海上警察に引き渡したと発表した。越米間の国防協力に関する覚書に基づいて引き渡した3隻目の巡視船で、両国の国防・安全保障協力における重要な節目となる。
両国の外交関係樹立30周年を記念してベトナムに供与された巡視船は、以前は米国沿岸警備隊の巡視船で「メロン(Mellon)」と呼ばれていた。米西海岸のシアトルを出港し、ハワイとグアムを経由してベトナムに到着した。
米国大使館のコートニー・ビール臨時代理大使と第3地域海上警察司令官のゴ・ビン・ミン少将が南中部沿岸地方カインホア省ニンホア町で「CSB8022」の到着を出迎えた。
米国は両国の国防協力に関する覚書に基づいて、2017年に巡視船「CSB8020」を、2020年に同「CSB8021」をベトナムに引き渡しており、今回が3隻目となる。
両国はこうした協力を通じて、海上法の執行や捜索救助、人道支援などの対応能力を強化し、主権の保護や地域の平和・安全・安定に貢献している。