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シンガポールを訪問中のトー・ラム書記長 兼 国家主席は29日、同国のローレンス・ウォン首相と会談した。双方は包括的・戦略的パートナーシップを深め、デジタル経済などで協力を強化することで一致した。同日には、ターマン・シャンムガラトナム大統領とも会談した。
ウォン首相との会談と新分野の協力
ラム書記長は、デジタル経済やグリーン経済に基づく成長モデル構築に向け、科学技術やデジタルトランスフォーメーション(DX)での協力を強調した。
両国間の貿易額は2025年に約120億USD(約1兆9000億円)、シンガポールからの累積投資額は約1000億USD(約16兆円)に達する。ベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)は成功モデルであり、2026年には30か所に達する見込みだ。
グリーン・デジタル経済と多国間連携
双方は今後、グリーン経済、デジタル経済、クリーンエネルギー接続やカーボンクレジット取引、ベトナム国際金融センター(VIFC)や次世代VSIPの展開、国防・安全保障、ハイテク犯罪取り締まりなどでも協力する。ラム書記長はまた、国家データセンターや人工知能(AI)の運営支援も要請した。
国際問題では、東南アジア諸国連合(ASEAN)での連携強化や、1982年の国連海洋法条約(UNCLOS)に基づく南シナ海での平和的解決の重要性を再確認した。
会談後の協力文書交換式では、ホーチミン市人民委員会傘下の工業団地開発大手ベカメックスグループ[BCM](Becamex Group)とシンガポール科学技術研究庁(A*STAR)の覚書(MoU)や、北部紅河デルタ地方ハイフォン市や北中部地方フエ市、ホーチミン市などのVSIPに対する投資証明書の授与が行われた。
大統領との会談と協力文書の交換
シャンムガラトナム大統領との会談では、ASEANパワーグリッド(APG)構想への参加などで一致した。ラム書記長がベトナムへの招待を申し出ると、シャンムガラトナム大統領は喜んでこれを受け入れた。

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