スイスに本社を置く総合人材サービス企業アデコグループの日本法人、アデコ株式会社(東京都港区)は、アジア9か国・地域で「子供が将来就きたい仕事」に関するアンケート結果を発表した。
調査対象となったのは、日本、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナムの7歳~14歳の児童。それによると、日本人の子供が就きたい仕事の1位は「パテシィエ」、ベトナムを含むアジア4か国では「医者」が最多となった。
日本人の子供が就きたい仕事を男女別で見ると、男子の1位は「サッカー選手」12.8%、2位は「野球選手10.2%」。女子は「パティシエ」が全体の22%で断トツの1位だった。
また、「家族」と「たくさんお金を稼ぐこと」のどちらが大切かという質問では、香港とタイの子供の9割以上が「家族」と回答、その他の国も8割以上が「家族」と答えているのに対し、シンガポールは73%、日本は59%と低い水準に留まった。