3日ベトナム航空は、ホーチミン発Vinh行374便を乗客不足のため運行中止とし、同機の乗客を後続のハノイ便に振り替えその後ハノイからVinhまでバスでの運行を行なったが、ベトナム航空側から乗客に対し謝罪や説明がなかったとの苦情を受け、6日正式に回答を行った。
ベトナム航空のTrinh Anh Thang氏は、乗客53人が搭乗予定だったVinh行き374便を欠航とし後続のハノイ行き900便に振替えたのはVinh空港上空が天候不良で着陸困難だったためだと説明し、乗客がハノイに到着した時点でベトナム航空職員が出迎え謝罪し、用意したVinh行きのバスに誘導したと述べた。
Thang氏はさらに、ベトナム航空では以前よりサービス向上、運行便の遅延・欠航を最大限なくすよう全力を挙げ努力しているが、残念ながら天候不順などの不可抗力による遅延・欠航が依然として発生していると述べた。
しかしベトナム航空側の回答とは異なり、Vinh行374便に搭乗予定だった乗客によると3日のVinh空港は1日中晴天で風雨ともになかったという。