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EMSで送付の携帯20機が盗難、犯人は郵便局関係者か

2005/08/11 07:32 JST配信

 ハノイ市にあるFPT携帯通信技術社が今年5月に、ゲアン省ビン市のVTC投資開発株式会社に送ったEMS(スピード郵便サービス)小包2つのうち、1つの中に入っていた携帯電話20機(3,460万ドン≒2,180米ドル相当)が盗難に遭っていたことが、このほど関係者の話から明らかになった。

 FPT携帯通信技術社によると、ハノイ第1郵便局から小包2つをEMSで送付したが、そのうちの1つに入っていた大小2つの内箱のうち、携帯電話10機が入った小さい内箱が抜き取られ、代わりに竹製折りたたみマットが入れられていた。また大きい内箱の中に入っていた別の携帯電話10機もなくなっていたという。さらに小包の外箱がダンボール箱から貨物用の袋に代えられ封印されていた。

 FTP社とVTC社ではその後、ハノイ、ビン両郵便局に、外箱がダンボールから貨物用袋に替えられていたことについて苦情を申し立てたが、郵便局側は、「郵便規定により小包が大きい場合には、送付者との合意に基づき2つに分けるなど、包装形態を変更することがある」と述べ、さらに「貨物用布袋はその口が封印紙と共に紐とテープで縛られており、小包は送付人から受取り、受取り人に届けるまで郵便局側の落ち度はなく、責任は郵便局にはない」という回答を行なっている。FTP側は全くそのような合意をした覚えはなく心外だとしている。

 このほか、小包上には小包受領時の重量が記載されていたが、何者かが重量を書き換えた跡が見つかっている。これまでにも郵便物に関する盗難事件は多く発生しているが、証拠がないため泣き寝入りとなっているケースがほとんどだ。また、多くのケースで郵便局内での盗難が指摘されている。

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