クアンニン省公安は15日、昨年末に発覚した同省公安・交通警察局の収賄事件の詳細を明らかにするとともに、多くの交通警察官が市民から賄賂を受け取っている実態を少しでも改善すべく、今後、省公安幹部の息子は原則的に交通警察官にはなれないとする決定を下した。
事件に関与した幹部警察官を含む30名に対しては降格、減給などの処分が課され、うち19名は市民から受け取ったとされる総額約3億ドン(約200万円)を返還したが、彼らはこれらの賄賂について、旧正月中の取り締まりで「お年玉」ならぬチップとして市民がくれたもの、と主張していると言う。