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ホーチミン市人民評議会監察団はこのほど、同市クチ郡のフオックヒエップごみ処理場のごみ受け入れ・処理状況を監察した。7月31日に同市ビンタン区のゴーカットごみ処理場が閉鎖され、フオックヒエップ処理場が同市で唯一のごみ処理場となったため、ごみ受け入れ量はそれまでの2倍の1日当たり6000トンに増加した。
同処理場の処理能力は本来1日当たり3000トンのため、2006年末に閉鎖した第1処理場も余儀なく使用している状況だ。同処理場から出る汚水はタイカイ運河に染み出ており、運河の水を検査したところ、基準値を超える汚染物質が検出された。さらに、ごみの汚臭は近隣4村の住民の生活に影響を与えている。
同市資源環境局によると、同市のごみ処理を分担するビンチャイン郡ダーフオックごみ処理場は今年11月にようやく使用可能の見込みという。人民評議会のファム・フオン・タオ議長は、ダーフオック処理場が早期に稼動できるよう、関係機関に必要な作業を急ぐよう要請した。