すべての道路でバイク運転時のヘルメット着用が義務付けされた初日の15日午後2時50分ごろ、北部ハイフォン市アンズオン郡タンティエン村の国道5号線で、ヘルメット未着用のドライバーが取り締まり中の警察官に突っ込んで大けがを負わせる事件が起きた。
同市交通警察のダン・バン・サック中佐が同僚4人とヘルメット未着用者の取り締まりをしていたところ、ノーヘルでバイクを運転している若者を発見、停止するよう合図した。ところが、この男はこれを無視してサック中佐にバイクごと体当たりした。中佐は病院に搬送されたが、両足と左腕を骨折する大けがを負った。バイクを運転していた男も衝突後転倒し、病院に搬送された。その後の調べで、男は同市在住のグエン・バン・チエウ(19歳)と判明、チエウはヘルメットを着用しなかったばかりか、運転免許やバイク登録証も所持していなかった。