国連開発計画(UNDP)、英国ケンブリッジ大学外国人向け奨学基金、ベトナム外務省の3者は21日、ベトナムの各官庁勤務の女性幹部を対象とした大学院留学プログラムを実施することで合意した。このプログラムは、官庁勤務の女性幹部を英国ケンブリッジ大学の大学院に派遣するもので、25人が修士課程で1年間、6人が博士課程で3年間修学する。プログラムの総費用は約500万米ドル(約5億3000万円)。
メインスポンサーであるUNDPは、今回のプログラムにより、官庁指導者層の女性の比率が将来的に増加するとともに、官庁勤務の女性が直面しやすい問題点に関する研究も進むものと期待している。