ホーチミン市保健局査察部門と同市6区市場管理隊の合同調査団は18日、下着やアクセサリーなどを万病に効き目があると宣伝しマルチ商法で販売していた「ベトナムヤーゴ(Yahgo)社」を立ち入り調査した。
立ち入り時、同社の会場には百人以上の人々が詰めかけ、同社アドバイザーによる「腫瘍(しゅよう)を治す下着」、「気や血液の流れを良くする靴下」、「高血圧治療や精力増強効果のあるネックレスやブレスレット」などの説明に聞き入っていた。
調査団は現場で商品約2100点を押収するとともに、これらの商品による治療効果をうたった宣伝を即時中止するよう命令した。同社はこれらの商品を保健省の認可を受けないまま、56万~500万ドン(約3200~2万8000円)で販売していた。