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2009/09/03 08:18 JST配信
北中部クアンビン省人民裁判所は8月28日、渡し舟が沈没したため42人が水死した事故で、この渡し舟を操縦していた兄弟のグエン・スアン・クイ被告（33歳・男）とグエン・ミン・マウ被告（31歳・男）に対し、それぞれ禁固14年と15年の判決を言い渡した。また、被害者の家族に合計5億ドン（約260万円）の賠償金を支払うよう命じた。
この事故は今年1月25日に同省クアンチャック郡クアンハイ村の川で起きた。当時は旧正月前で、定員88人の渡し舟に100人余りの人が殺到、2人はこれを制止することなく船を出し、対岸に到着する前にバランスが崩れて船が沈没した。
法廷では、被害者家族の代表10人余りが2人の被告への情状酌量を求めたうえで、村当局の管理責任を追及するよう訴えた。しかし裁判所は2人の被告の水路交通機関の操縦に関する規定違反を認定しただけで、村当局の責任については言及しなかった。
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