2010年、メコンデルタ地方では一度も洪水が起きておらず川の水位は例年より1メートル程低くなっている。これについて多くの科学者が、水位の低下は環境変動の影響だけではなく、メコン川流域で実施されている水力発電所開発が大きく影響していると指摘している。18日付ハノイモイ紙(電子版)が報じた。
メコン川は中国・ミャンマー・タイ・ラオス・カンボジアを流れ、ベトナムのメコンデルタ地方を終点とするが、現在、ラオス・タイ・カンボジアの12か所で水力発電所建設案件が進められている。このまま水力発電所の開発が進められれば、メコンデルタ地方の生態系が崩れ、魚介類の種類や漁獲量に大きく影響してくると予測されている。またこれにより、同地方の貧困がより深刻になることも懸念されている。
この状況について専門家からは、ベトナムはメコン川流域の水力発電所開発に反対する必要はないが、今後10年間程はメコン川流域における水力発電所開発案件への投資、またこれらの案件で生産された電力の売買契約などを締結するべきではないとする意見も上がっている。
・ ラオスのダム着工延期を要請、農業への影響を懸念 (2011/02/26)
・ 商工相見解、放水による洪水被害は水発に賠償責任 (2010/11/24)
・ ドンナイ川流域20か所の水発建設中止を首相に要請 (2010/11/23)

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