開会中の国会で、交通事故の削減、交通渋滞の緩和、各交通施設の品質の問題など、各議員からディン・ラ・タン交通運輸相に対し30件近くの質問が集中した。23日付タインニエン紙(電子版)が報じた。
グエン・バー・トゥエン議員とグエン・ティ・カー議員は、高速道路の路面に穴が生じるなど交通施設の品質の低い事が交通事故の原因になっていると指摘、責任者の刑事訴追を行うよう提案した。これに対しタン大臣は、低品質の建設を行った業者に対し厳格な処分と補修工事費用の負担をさせるとし、今後は施工業者とコンサルタント業者の選定をより厳しくすると回答した。
トゥエン議員が交通事故削減目標を示すよう求めたのに対し、タン大臣は2012年から毎年5~10%の削減を目標にしていると答えた。
また、ブイ・ティ・アン議員による低品質の原因についての質問には、手抜き工事以外に、技術、自然環境など多くの要素が関係していると述べ、今年を交通運輸施設の「品質元年」に位置付けると強調した。
・ 高速道路の損傷検査は最低1日1回実施、交通運輸省が規定 (2019/02/18)
・ 違法な暴走車両の没収と罰金最高額の引き上げを提案 (2012/04/25)
・ ハノイ:交通インフラ整備に5年間で153兆ドン必要 (2011/11/02)
・ 交通死亡者数は年間1.1万人、毎日30人以上が犠牲に (2011/09/07)

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