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路上の物売りや屋台、市場まで、不正な手段を使って少しでも多く儲けようとする不良商人がいる。ホーチミン市内で見かけるいくつかのやり方を紹介する。
1.カニをひもでぐるぐる巻きにする:道路の路肩でカニが安値で量り売りされている。何匹かまとめてひもで縛っているのは扱いやすくするためと説明しているが、実際にはひもの重量が半分を占める。
2.野菜や果物を水に漬ける:野菜や果物に水を吸収させて重量を増やす。商人は新鮮さを保つためと言うが、キャベツやライチなど水を吸い込みやすいものは、1~2割が水の重さで、水にお金を払っているようなもの。
3.量りのスプリングを交換する:上皿量りのスプリングを交換するのは、多くの商人が取っていて発見されにくい不正手段。5kg量りに3kg量りのスプリングを、3kg量りに2kg量りのスプリングを使うと、実際の重量より重く表示される。
4.安物を混ぜて売る:上辺だけ品質の良い商品で、中身は安物や腐りかけという売り方。店頭に品質の良い商品を並べ、売るのは袋詰めの不良品という場合もある。