ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

「人体の不思議展」開幕2週間で急きょ中止、許可申請書に虚偽

2018/07/10 06:42 JST配信
(C) thanhnien
(C) thanhnien 写真の拡大.

ホーチミン市文化スポーツ局は6日、展示会の許可申請書に虚偽があったとして、ホーチミン市で開催されていた「人体の不思議展(英語:Mystery of Human Body、ベトナム語:Su bi an dac biet cua co the nguoi)」の中止を決定した。同展は7日から中止されている。

 同展は、ホーチミン市1区の青年文化会館(Nha van hoa Thanh Nien、4 Pham Ngoc Thach St., Dist.1, Ho Chi Minh City)で6月21日から年末までの会期の予定で開催されていたもの。人間の遺体の実物に樹脂加工を施したものや様々なポーズをとらせたものなど131点が展示されていた。

 同市文化スポーツ局によると、同局は2017年10月26日付けでカイティエン・ビッグバン・貿易サービス社の支社に対して合成樹脂製の人体模型を展示するという内容で同展の開催を許可した。この段階では、会期は2017年11月1日から2018年9月1日までとなっていた。

 しかし、開幕後に「本物の遺体なら非人道的だ」と批判する声があがり、ベトナムの伝統文化に反していること、遺体の入手経路が不明なことなどから同市文化スポーツ局が立ち入り検査を実施し、会期も申請時と異なることが指摘された。

 また、展示物はドイツのグンター・フォン・ハーゲンス(Gunther Von Hagens)博士によって開発された「プラスティネーション(Plastination)」技術を使って実物の遺体に含まれる水分と脂肪分を合成樹脂に置き換えて保存できるようにしたもので、「展示物は合成樹脂製」との許可申請書に虚偽があったことがわかった。

 これを受けて同市文化スポーツ局は、文化スポーツ観光省と同省傘下美術写真・展覧会局、保健省、ホーチミン市人民委員会に報告・意見聴取を行うため、同社に対して開催計画および韓国から持ち込んだ展示物である遺体の法的書類や入手経路、履歴、具体的な素材に関する書類のほか、ベトナム当局が発行した各文書を提出するよう求めた。

 なお、この展覧会は、人体の生物学的な活動と構造に関する医学的知識を提供し、健康な体と不健康な体の視覚的な比較を通じた健康な体づくりに対する意識の向上、またタバコやアルコールに起因する病気に対する認識の向上に貢献することを目的としていた。

[To Tam, Thanh Nien, 22:07 - 06/07/2018, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ホーチミン:メトロ1号線にAED設置、ザーディン人民病院が6台寄贈 (27日)

 ホーチミン市ザーディン人民病院は23日、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社(HURC1)に、自動体外式除細動器(AED)6台を寄贈し、駅職員向けに心停止時の...

タインホア省:6本足の牛が話題に、見世物用に飼育 (27日)

 北中部地方タインホア省で、6本足を持つ珍しい雄牛が話題となっている。牛は通常の4本足に加え、首の付け根付近から足が生えており、先端で2本に分かれている。  首の付け根から生えている余分な足にも蹄や...

ベトジェットエア、デラックス運賃30%割引キャンペーン実施中 (27日)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、間もなく迎えるテト(旧正月)に合わせて、ベトナム時間1月27日(火)の午前0時から29日(木)23時までの3日間限定で、す

ホーチミンの市場とともに生きる:ダイクアンミン市場 (25日)

 ホーチミン市旧5区(現在のチョロン街区)にあるダイクアンミン市場(cho Dai Quang Minh)は、別名「ダイクアンミン商業センター(trung tam thuong mai Dai Quang Minh)」とも呼ばれている。この市場は、かつては...

ヤマト住建、ベトナム森林産業研究所と省エネ住宅の技術普及で協力 (27日)

 注文住宅を手掛けるヤマト住建株式会社(兵庫県神戸市)は、農業環境省傘下ベトナム林業科学研究所(VAFS)の森林産業研究所(RIFI)との間で、「ベトナムにおける日本型木造省エネルギー住宅の技術普及」に関する技...

ベトナムの26年GDP成長率+7.6%、ASEAN+3で首位 AMRO予想 (27日)

 シンガポールを拠点に東南アジア諸国連合(ASEAN)+3のマクロ経済を研究する国際機関「ASEAN+3マクロ経済調査事務局(ASEAN+3 Macroeconomic Research Office=AMRO)」は、2026年にベトナムがASEAN+3地域で最も高...

中銀、2026年のインフレ率を4.5%に抑制 (27日)

 ベトナム国家銀行(中央銀行)は、マクロ経済の安定維持と持続的な経済成長の支援を目指し、2026年のインフレ率を4.5%程度に抑制する方針を示した。  2026年の銀行業務における重点的な実施計画に関する中銀...

韓国のベトナム人滞在者33万人、留学生数は国籍別で唯一11万人超 (27日)

 韓国法務省出入国・外国人政策本部はこのほど、「出入国・外国人政策統計月報」を発表した。  2025年12月末時点での韓国在留外国人は278万3247人で、前年同月比+5.0%増加した。内訳を見ると、90日以上滞在...

小学校教師が試験解答を不正解に改ざんか?「自信過剰を防ぐため」 (27日)

 南中部地方ザライ省クイニョンナム街区人民委員会は、グエンバンクー小学校の英語教師が試験解答を改ざんした疑いがあるとして、調査が完了するまで当該教師に15日間の停職処分を下した。  この女性教師Nは...

カントー:中心部にツバメの大群、市民の日常生活と仕事に影響 (27日)

 南部メコンデルタ地方カントー市(旧ソクチャン省ソクチャン市)では、この2か月余り、数千羽のツバメの大群が電線や通信ケーブルの上に群がるという状況が続いており、市民の日常生活や仕事に支障をきたしている...

NISSHA、地場医療機器メーカーのUSMヘルスケアを子会社化 (27日)

 産業資材事業やディバイス事業、メディカルテクノロジー事業を手掛けるNISSHA株式会社(京都府京都市)は、地場医療機器メーカーであるUSMヘルスケア(USM HEALTHCARE MEDICAL DEVICES FACTORY、ホーチミン市)の株...

日本ロジテム、コールドチェーンのCLKの出資持分を追加取得 (27日)

 日本ロジテム株式会社(東京都港区)は、ベトナムで冷凍冷蔵倉庫事業を展開する持分法適用関連会社のCLKコールド・ストレージ(CLK COLD STORAGE、ホーチミン市)の出資持分を追加取得した。  CLKは、ベトナム...

アイデム、ハノイに現地法人を設立 人材紹介事業を開始 (27日)

 総合人材情報サービスの株式会社アイデム(東京都新宿区)は、2025年4月に設立したハノイ市の現地法人「アイデム・ベトナム(AIDEM VIETNAM)」で、人材紹介事業を開始する。  アイデムが展開するアイデムグロ...

書記長続投のラム氏に各国から祝電、プーチン大統領は電話で祝意 (26日)

 第14回ベトナム共産党全国大会の成功を祝い、各国の指導者や政党、国際機関、在外ベトナム人団体などから祝電・祝書約900通が寄せられた。各国指導者はメッセージの中で、ベトナム共産党の指導的役割と新たな段...

世界の企業ブランド価値トップ500、ベトテルが国内唯一ランクイン (26日)

 英ブランドコンサルティング会社ブランド・ファイナンス社(Brand Finance)が発表した「2026年度版世界で最も価値のあるブランドトップ500」によると、国防省傘下ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viette...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved