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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内第4波で最も深刻な震源地と化したホーチミン市。同市人民委員会のグエン・タイン・フォン主席は連日数千人の新規感染者が確認されている現状を受け、感染者を搬送する救急車を増強するよう関連機関・組織に促した。
115救急センターが救急車の手配を管轄し、同センターが感染者搬送目的で関連機関・組織に対して協力を求める権限を持つことになった。
人事について、ホーチミン共産青年同盟(青年団)委員会と同市保健局が115救急センターの要請に応じて、事業に携わるボランティアを手配。また、同市情報通信局は保健局と協力し、コールセンターの増強を行う。
感染者搬送で使用する輸送車両については、保健局と115救急センターが公的医療施設が保有する全ての救急車を動員。その他の医療施設に対しても協力を求め、救急車(運転手を含む)を総動員する。
このほか、同市交通運輸局は企業各社にも協力を要請し、GPSを搭載した30席・45席のバスを一時徴用し、115救急センターがそれを管理・使用することとする。