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韓国文化体育観光省と韓国海外文化広報院は、「2021国家イメージ」調査の結果を発表した。この調査は2018年から毎年行っているもので、今回は世界24か国、満16歳以上の外国人計1万2500人を対象として2021年にオンライン調査を行った結果となる。
外国人が見た韓国に対する全般的なイメージを評価した結果では、肯定的とする評価が全体で80.5%に上り、前年比+2.4%上昇した。
国別では95.0%のベトナムがトップで、これにトルコ(92.2%)、フィリピン(92.0%)、タイ(90.8%)などが続いた。同調査では肯定的なイメージに関し、5点満点の点数もつけている。ここでもベトナムはトップで、平均点は4.69点に達した。以下、トルコ(4.59点)、フィリピン(4.50点)、インドとアラブ首長国連邦(UAE)、カザフスタン(いずれも4.48点)などが続いている。
日本の場合は今回、肯定的な評価が35.0%で前年比+7.4%上昇したほか、調査開始以来、初めて否定的な評価(26.6%)を肯定的な評価が上回る結果となった。平均点数は最下位の3.09点だった。
また文化や学習、経済など韓国に対する関心度を問う設問で「関心がある」と答えた割合でも、ベトナムは87.1%とトップだった。これにフィリピン(86.5%)、インドネシア(83.3%)、インド(82.2%)などが続いた。日本はこの設問でも、50.1%と最下位だった。