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ホーチミン市では、週末の息抜きの場所に「地べた」を選ぶ若者が多く、日曜の朝には中心部のドゥックバー(聖母マリア)教会や中央郵便局前の歩道に大勢の若者が集い、話をしたり、歌をうたったりする光景が見られる。
この日初めて「地べたカフェ」を体験したという10区に住む女性ハンさん(22歳)は、「普段の週末は、ゆっくり寝ているか、スマホをいじっているかですが、今日は早起きして友人と郵便局にやってきました。こうしてコーヒーを飲んで、おしゃべりをしていると、楽しくリラックスできます。部屋だと息がつまるので。今回初めて来ましたが、来週も来ます!」とこっこり笑った。
6区に住む男性カインさん(18歳)は、いつもは友人とカフェやレストランに行ったり、映画に行ったりして週末を過ごすそうだが、今日は趣を変えて、地べたに座ることにしたという。大勢で賑わい、涼しく、車両も多くなく、気分は上々のようだ。
ザンさん(22歳)も、週末には外に出て、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込みたいという。「みんながよく地べたカフェに行っていることは知っていましたが、私は今回初めて来ました。来てみてはじめて、週末に早起きして、ここに来ることが正解だとわかりました」と彼女は話した。