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28日午前9時24分ごろ、ハノイ市トゥオンティン郡バントゥ村(xa Van Tu, huyen Thuong Tin)を通過する南北統一鉄道と国道1A号線が交差する踏切で、ハノイ発ホーチミン行きの列車とトレーラーが衝突する事故が発生した。
この事故により、トレーラーが運搬していた鉄材が路上に散乱したほか、列車をけん引していた機関車が大破。また、踏切番が軽傷を負って病院に搬送された。事故直後、トレーラーの運転手が現場から立ち去ったため、警察はその場でアルコール濃度の検査が行えなかった。なお、被害克服のため、鉄道は2時間半の運行停止を余儀なくされた。
事故現場は、列車が通過する際に踏切番が遮断棒を下ろす手動式の踏切だが、監視カメラの映像では、トレーラーが踏切を渡ろうとするとき、まだ遮断棒が下りていなかったことが確認できる。
管轄当局は事故の原因究明を行うなどして捜査を進めている。捜査結果はまだ出ていないが、専門家らによると、踏切番が作業手順を順守していなかったことによる人為的ミスとみられる。