ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

手術10回、仕事を3つ掛け持ちして本当の自分を手に入れた「女性」

2023/03/25 09:31 JST配信
イメージ画像
イメージ画像 写真の拡大.
(C) thethaovanhoa
(C) thethaovanhoa 写真の拡大

レ・キー・ハンさん(1991年生まれ)は、東南部地方ドンナイ省で3人兄弟の次男として生まれた。5歳頃からハンさんは自分が他の友達とは違うことに気づいていた。人形遊びが好きだったし、母親の服を着るのが好きだったし、何しろ遊ぶのは、女の子とばかりだった。

 しかしながら特に父親が厳しい家庭だったため、いつも自分を隠し、男の子として生きてきた。

 学校では、性のことでからかわれることも多かった。腹立たしかったし、苦しかったが、ハンさんは争いではなく、学業に集中した。そうして良い成績を収めるようになると、先生や友人から慕われるようになった。

 学業に邁進したハンさんはホーチミン市のRMIT大学に進学。卒業すると、英語を教えながら化粧品の販売をし、メイクアップアーティストの仕事を掛け持ちした。収入は、自分と家族を養うのに十分だった。

 ちょうどその頃ハンさんは、女性ホルモンや性転換について調べ始め、本当の女性になりたいと強く願うようになっていった。

 2017年に家族にカミングアウト。理解はしてもらえなかった。それどころか両親は、我が子の頭がおかしくなってしまったのではないかと思うほどだった。両親の激しい反対にハンさんは家を出るしかなかったが、両親への怒りはなかった。自分のことを心配してくれているだけで、LGBTについてよく理解していないだけ、ということはよくわかっていたからだ。

 3つの仕事を掛け持ちして貯めたお金で、ハンさんは性転換手術を受けることを決めた。顔の手術はベトナムで、体と声帯の手術は、タイで受けた。

 2年をかけて手術を受けること10回。小さな手術から、大きな手術まで。3回の鼻の手術に、2回の目の手術、顎を削り、上半身、下半身、声帯……。ベトナムでの手術は1人で挑み、タイでは性転換した女性のサポートを受けた。

 こうしてハンさんは、女性らしい、美しい、魅力的な外見を手に入れた。女性として実家に帰った時には、両親はとてもショックを受けたが、時とともに両親も、自分の娘が成し遂げたことを誇りに思うようになった。両親が自分の本当の姿を受け入れてくれたことが、ハンさんにとってのいちばんのプレゼントだった。

[The Thao & Van Hoa 09:32 10/03/2023, F].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ベトラベル・エアラインズ、ホーチミン~深セン線を就航 (3:33)

 地場航空会社のベトラベル・エアラインズ(Vietravel Airlines)は15日、ホーチミン市と中国の深センを結ぶ直行便の就航セレモニーを開催した。同日夜、200人以上の旅客を乗せた第1便がホーチミン市のタンソンニ...

ホーチミン:第3回国際ペットフェスティバル、8月28日から開催 (2:25)

 ホーチミン市で8月28日(金)から30日(日)まで、ペットの国際展示会&フェスティバル「第3回国際ペットフェスティバル&エキスポベトナム2026(International Pet Festival & Expo Vietnam 2026)」が開催される。 ...

ヒョンデのベトナム製車両、メキシコと豪州へ初輸出 (17日)

 地場タインコングループ(Thanh Cong Group=TC Group)と韓国の現代自動車(ヒョンデ=Hyundai)の合弁会社であるヒョンデ・タインコン・ベトナム(HTV)は、北部紅河デルタ地方ニンビン省の工場で、メキシコおよび...

ハノイの路地裏に週1度だけ現れる宝石市、国内外の客でにぎわう (16日)

 ハノイ市ゴックハー街区(旧バーディン区)ホアンホアタム(Hoang Hoa Tham)通り456番地の路地裏で、毎週日曜日の午前8時30分から午後3時まで、市内で唯一の「宝石市」が開かれている。  ここには原石から精巧...

ベトナム航空機、独ミュンヘンで機体尾部が滑走路に接触か (17日)

 ドイツのミュンヘン空港からハノイ市のノイバイ国際空港に向かっていたベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)の旅客機で、離陸時に機体尾部が滑走路に接触したとみられる事案が発生

ハノイ・メトロと配車Be、アプリでメトロと配車を一括予約 (17日)

 ハノイ市の都市鉄道(メトロ)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)は、配車アプリを展開する地場Beグループ(Be Group)およびソフトウェア開発を手掛けるタンロン・ソフトウェア(Thang Long Software)と共同で...

電動バイクスタートアップのヌエンモト、「N1-S」開発を一時停止 (17日)

 電動バイクの生産・販売を手掛ける地場スタートアップのヌエンモト(Nuen Moto)は、開発を進めていた高性能電動バイク「N1-S」のプロジェクトを一時停止すると発表した。  すでに予約注文した顧客へのデポジ...

ベトナムで国際AIフォーラム初開催、報道の信頼と未来を議論 (17日)

 ハノイ市で14日、国際人工知能(AI)フォーラムが初めて開催された。ベトナム記者協会(Vietnam Journalists Association=VJA)と世界ニュース発行者協会(WAN-IFRA)が共同主催し、200人超の関係者が集まった。 ...

インド人15人死亡の高速船転覆事故、悪天候と船長の不注意が原因か (17日)

 南部メコンデルタ地方アンザン省警察は、7月に同省で発生し、インド人観光客15人が死亡した高速船転覆事故の初期捜査の結果を公表した。警察は、悪天候に加え、船長の不注意が事故の原因とみている。  事故...

地場ムーブ、新型電動バイク5モデル発表 最長250km走行可能 (17日)

 地場系複合企業ドンズオングループ(Dong Duong Group)傘下の電動バイクブランド「ムーブ(MOVE)」は、ホーチミン市タンミー街区(旧7区)のサイゴンエキシビション&コンベンションセンターで開催された「ベトナム...

26年7月新設外資企業294件、前年同月比+68%の大幅増 (17日)

 2026年7月に全国で新規設立された外資企業および支店、営業所、駐在員事務所の数は、前月比▲20.5%減、前年同月比+68.0%増の294件となった。  前月比では減少したものの、行政再編に伴う手続きの停滞があ...

UOB、独アリアンツに資産運用会社を売却 戦略的販売提携へ (17日)

 シンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は、ドイツ系資産運用会社大手のアリアンツ・グローバル・インベスターズ(Allianz Global Investors=AGI)による子会社のUOBアセットマネジメント(UOB Ass...

ソフトバンク子会社など日越4社、スマート工業団地開発で協業 (17日)

 ソフトバンク株式会社(東京都港区)の子会社であるSBテレコム・ベトナム(SB Telecom Vietnam)と、地場工業団地開発会社のシネク(SHINEC)、データ統合や人工知能(AI)導入コンサルティングなどを手掛けるライトハ...

Green Carbon、水稲メタン削減でゲアン大学と覚書 (17日)

 日本国内最大規模のネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(東京都千代田区)は、北中部地方ゲアン省における水稲由来のメタン排出削減に向けて、ゲアン大学と長期...

フート省:AIカメラが96回の交通違反検出、運転手に罰金290万円 (15日)

 北部地方フート省警察交通警察部は、人工知能(AI)を搭載した監視カメラシステムにより、計96回にわたる交通違反が記録されたドライバーに対し、行政違反調書を作成した。対象となったのは同省スアンルン村(xa X...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved