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2024/02/15 04:09 JST配信
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- ソーシャルワーク導入に各地で困難の声
- 教員にソーシャルワークの知識欠如
- 6月から職員へのトレーニング実施
ハノイ市、ホーチミン市、東北部地方ハザン省、同トゥエンクアン省、西北部地方ホアビン省、北中部地方タインホア省の6省・市では、2月から8月にかけて、ソーシャルワーカーやスクールカウンセラーを試験的に導入する。
実際には、数年前からすでにソーシャルワークやスクールカウンセリング業務の提供を各地方で導入するよう教育訓練省から指示されていたが、各地方からは「業務の必要性に見合った予算が投じられていない」、「業務にあたる職員の能力や手法に弱さがある」など、困難を訴える声が上がっていた。
ハノイ市師範大学でソーシャルワークを教えるダン・ティ・フエン・オアイン博士によると、学校におけるソーシャルワークには、リスクの洗い出し・検出、防止、介入・支援、生徒の成長サポート、という4つのレベルがあるが、教員のほとんどにはソーシャルワークに関する専門的な知識がないため、生徒が抱える問題を評価しきれないという。
教育訓練省は6月から、ソーシャルワークやスクールカウンセリング業務に携わる職員に対するトレーニングを実施し、能力向上を図る。
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