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ホーチミン市で7月1日から全134路線の市内バスを対象に導入された運賃無料化施策により、開始から1か月間でバス利用者が急増した。ホーチミン市建設局とホーチミン市公共交通管理センター(Ho Chi Minh City Management Centre of Public Transport=MCPT)が7月30日に開いた総括会議によると、2026年7月の利用実績は前年同月比+39%増の延べ約848万人に達し、定時運行率や電子認証率も大幅に向上した。
利用実績の拡大と定時性の向上
夏季休暇に伴う利用減という例年の傾向を覆し、都心路線で+38%増、旧ビンズオン省周辺などの郊外・省間路線では最大2.4倍増を記録した。また、全47万7977便のうち定時発着率は97%に達し、目標の95%を上回った。電子カードや決済アプリによる電子認証率は従来の約9%から60%へ上昇し、交通案内アプリ「マルチゴー(MultiGo)」の定期利用者も10万5000人を超えた。
課題と今後の運用方針
一方で、道路インフラの制限や自家用車の多さによる渋滞、バスの待ち時間などが引き続き課題となっている。当局は路線の最適化やバス優先レーンの検討を進めるほか、8月上旬からは高齢者や障がい者などの優待対象者向けに電子カードおよび物理カードを発行し、都市鉄道(メトロ)1号線との共通利用を推進する計画だ。2026年末までに市内路線の全バス車両をクリーンエネルギー車へ移行させる目標も掲げる。
本プログラムは2026年12月31日までの半年間、総予算約6650億VND(約41億円)を投じて実施される。10月からの第2段階では電子身分証明アプリ「VNeID」や決済アプリを通じた本人確認が義務化される予定。
なお、同市は利便性向上のため、11路線で151台の電気バスを導入したほか、案内表示の改修や約5700か所に上る停留所の整備、交通案内アプリ「MultiGo」や電子身分証明アプリ「VNeID」を活用したサポート体制の構築を進めている。
・ ホーチミン:バス運賃無料化、開始1週間で利用者数+33%増 (2026/07/11)

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