ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

SMS消費者意識調査「自国製品購入」が85%、日本製も依然人気―VERAC調査

2013/05/13 11:49 JST配信

 ベトナムでは3年程前から、ベトナム製品を優先的に使用しようと呼びかける「ベトナム人による国内製品利用促進運動」というのが展開されている。米市場調査会社ニールセンが昨年12月に発表した調査結果によると、ベトナム人消費者の71%がベトナム製品を高く評価しているという。また、2011年の調査でもホーチミン市の消費者の90%がベトナム製を選ぶと回答していた。

 その一方で、電子機器については外国製品を好む傾向が顕著のようにも映る。実際に外国製品とベトナム製品のどちらかを選択する場合、どのラインが別れ目になるのか、SMS(ショートメッセージサービス)を利用したVERAC独自のアンケート調査を実施した。質問は選択形式で、回答者は18歳~43歳の166人(うち男性81人、女性85人)。

 「ベトナム製品と外国製品について、パッケージや品質が同程度の商品ならどちらを選ぶか」という質問に対し、「ベトナム製品」と答えたのは56%、「外国製品」と答えたのは17%、「値段による」と回答したのは27%だった(表1)。

 「外国製品」と回答した人の中で「日本製」と回答したのは64%で、やはり日本製に対する信頼性はかなり高いようだ。次に多かったのは韓国製の18%、タイ製の14%。中国製は0%だった(表2)。

(表1)

(表2)

 外国製品がベトナム製品より値段が高い場合、どの程度の値段差であれば外国製品を選ぶか質問したところ、外国製品の値段がベトナム製品の「1.1倍」「1.2倍」と回答した人が最も多く、あわせて全体の74%に上った。

(表3)

 外国製品を買う理由として最も多かったのは「品質が高い」が48%、次に「安全性が高い」の19%だった。「所有していることで人から良く思われるから」を選択したのは7%と低かった(表4)。

(表4)

 「ベトナム製品」を買うと答えた人にその理由を尋ねたところ、「ベトナム人として、ベトナムの企業を応援したいから」と回答したのが26%、「ベトナムの製品は品質が高まっているから」と答えたのが22%、「ベトナム製品は比較的安全だから」と「ベトナム製品は比較的安いから」がそれぞれ8%という結果となった(表5)。

(表5)

 また、「国内製品利用促進運動」を知っているか尋ねたところ、86%が「知っている」と回答(表6)、また「この運動に応えようと思う」と回答した人も全体の85%に上った(表7)。

(表6)

(表7)

 今回の調査結果により、外国製品好きだと思われていたベトナム消費者も、ベトナム製品の品質や安全性が向上するにつれ、手ごろな価格の自国製品を好むようになってきている様子が窺える。またステイタスシンボルとして外国製品を選ぶというより、品質と価格を考えて選択している人が殆どだということもわかった。また「中国製」を選択している人が皆無であったことも考え合わせると、現在のベトナム・中国の領土問題をめぐる緊迫した関係から、国内の愛国心も急速に高まっており、今後も自国製品の使用を優先しようとする人は増えていくと思われる。

ベトナムの市場調査ならVERACへ

VERACではこんな調査をしてほしいなどのリクエストを募集しています!(フォームよりお寄せください)

[VERAC調査13/05/2013].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
外国人の海外ブローカー経由取引を容認、国内証券口座の開設不要に (17:59)

 財政省は3日、証券取引や情報開示などの規定を改正する通達第8号/2026/TT-BTCを公布した。外国人投資家の参入を容易にし、2026年9月のFTSEラッセル新興国指数への組み入れによる海外資金の流入拡大を狙う。通達...

ホーチミン:偽A95ガソリン製造組織を摘発、8人逮捕 (17:48)

 ホーチミン市警察は、工業用溶剤と化学着色剤をガソリンに混合して偽のオクタン価95(RON95)のガソリン(A95ガソリン)を製造・販売していた犯罪グループを摘発し、8人の容疑者を偽造品の製造販売容疑で逮捕した。...

ビンG傘下ビンエネルゴ、ザライ省で大規模風力発電案件を展開へ (15:25)

 南中部地方ザライ省人民委員会は4日、ホンチャウ風力発電所プロジェクト(第1期)の投資主として、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンエネル

ホイアンの土産物、竹根彫刻の「生みの親」を訪ねて (1日)

 南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のホイアン旧市街のバクダン(Bach Dang)通りにある小さな店の前で、多くの観光客が足を止める。人々は、職人のフイン・フオン・ドーさんの巧みな手によって、無機質な竹の根...

仏アコー系ホテル「フェアモント」、ベトナム初進出 ハノイに開業 (14:14)

 高級ホテルチェーンのフェアモント・ホテル&リゾート(Fairmont Hotels and Resorts)は2月、ハノイ市でホテル「フェアモント・ハノイ(Fairmont Hanoi)」を開業し、ベトナムに初進出した。  世界最大級のホ...

ハノイ:ベトナム共産党博物館を着工、30年開館予定 (13:53)

 ベトナム共産党中央官房はハノイ市で3日、ベトナム共産党博物館の着工式を開催した。  着工式には、トー・ラム書記長やファム・ミン・チン首相ら国の要人が出席した。2029年4~6月に運営を開始し、共産党創...

チュン外相が訪中、王毅外交部長と会談 「中越運命共同体」重視 (6:44)

 レ・ホアイ・チュン外相は、トー・ラム書記長の特使として中国を訪問し、中国の王毅(ワン・イー)外交部長と会談した。  王外交部長は、1月に開かれた第14回ベトナム共産党全国大会の成功に祝辞を述べた。ま...

ホーチミン:ベンタイン市場と周辺広場、再塗装後の外観が物議 (6:21)

 ホーチミン市建築計画局は、市中心部の旧1区ベンタイン市場エリアおよび旧3区のホーコンルア(Ho Con Rua=亀湖)エリアの改修工事の一時停止を提案するとともに、専門家の意見聴取を行っている。建築計画局が建...

26年1月ベトジョー記事10選:共産党全国大会、ラム書記長続投など (5:33)

 1月は、第14回ベトナム共産党全国大会が開催され、トー・ラム書記長の続投が決まりました。  また、2025年の国内総生産(GDP)成長率(推定値)は前年比+8.02%で、前年の成長率を上回り、国会目標の+8.0%以上...

26年1月ベトジョー記事アクセス数ランキング (5:09)

 VIETJOベトナムニュースが2026年1月に配信した記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:電子・加熱式たばこの取り締まり強化、使用・容認も罰金

ハノイ:交通渋滞が重荷に、年間12億USDの損失 (4:53)

 ハノイ市建設局によると、交通渋滞は年間約12億USD(約1870億円)の損失を生み、物流コストを対国内総生産(GDP)比16.8%まで押し上げている。  渋滞は単なる移動の問題にとどまらず、都市経済の競争力を低下...

MRTと富士フイルムなど3社、ベトナムの医療向上で協力 (4:23)

 MRTグローバル・マネジメント(MRT Global Management、シンガポール)のグループ会社であるMRTベトナム(MRT Vietnam、ホーチミン市)は、富士フイルム・ベトナム(FUJIFILM VIETNAM、ホーチミン市)およびベトナム...

野菜加工のHOLUSベトナム法人、ラムドン省で第2工場を竣工 (3:57)

 食品の企画・開発・輸出入・販売や日本国内外でのアグリビジネスを手掛ける株式会社HOLUS(東京都渋谷区)は、各種冷凍野菜や冷凍惣菜(天ぷら・飲茶など)の製造を行うベトナム現地法人のアグリエックス(AGRIEX、...

ホーチミン:26年テトの花火打ち上げ、市内17か所で (2:13)

 ホーチミン市内17か所で、2026年の旧暦元旦にあたる2月17日(火)の午前0時から15分間にわたり、テト(旧正月)を祝う打ち上げ花火が実施される。  17か所のうち4か所では上空の高い位置で、他の13か所では上空...

マステライズ、米マリオットと提携 高級ホテル・レジデンス管理で (4日)

 急成長中の地場系新興不動産会社であるマステライズ・グループ(Masterise Group)は、米マリオット・インターナショナル(Marriott International)との間で、複数の高級ホテル・レジデンス案件の管理運営に関する...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved