観光客にもっとベトナム観光を楽しんでもらおうと、ハノイ観光局が設置準備を進めているタッチパネル式の観光情報ステーションが、12月初めに利用開始となる。路上に設置されるこの観光情報ステーションは、誰でも利用可能で、簡単な操作で地図や観光名所、レストラン、ホテル、ショッピングセンター、病院、移動手段など様々な観光関連情報を検索することができる。
設置総数は200台で、まずこの12月に40台が市内数カ所で始動、2007年初めまでに残りの160台が正式に利用開始となる。全200台の設置にかかる費用は総額200万米ドル(約2億4000万円)と見られている。ハノイで成功すれば、続いてホーチミン市にも導入する予定だという。
こうした観光情報ステーションは通常空港のみに設置されることが多く、路上に設置されるのは、アジアではシンガポールに次いでベトナムが2番目となる。