![]() (C) vnexpress,ソフィテルレジェンドメトロポールは2017年11月にトランプ大統領が訪越した際に宿泊。 ![]() |
米国のドナルド・トランプ大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との第2回米朝首脳会談を2月27日・28日の両日にハノイ市で開催すると発表したことを受け、同市の4つ星と5つ星ホテルに宿泊予約が殺到し、ほぼ満室となっている。
VnExpress紙の調べによると、かつて米国大統領が利用したことがあるハノイ市の4つ星や、その他の高級ホテルの予約状況は2月25日~3月2日がほぼ満室。タイ湖近くにある5つ星リゾートの代表者は、米朝首脳会談の会期中、政府関係者や報道陣が大挙して押し寄せると予想。また、テト(旧正月)明けには宿泊客が増える傾向があるため、予約が取りにくくなるのは例年通りとも話した。
ハノイ大宇ホテルの代表者も同様の意見で、宿泊予約が取りにくくなっている状況について、テト明けの市場回復と米朝首脳会談の開催が重なったためと分析。専門家によると、現在、同市5つ星ホテルは米朝首脳会談の関係者と報道陣で予約が埋まっており、一般客の予約はほぼ不可能とのこと。
これに先立ち、トランプ大統領と金正恩委員長は2018年6月にシンガポールで第1回米朝首脳会談を行っており、この時も現地では高級ホテルが軒並み満室となった。また、バラク・オバマ前米国大統領が2016年5月にホーチミン市を訪問した際も同様の状況だった。