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- ベトナム~韓国路線の搭乗客1500万人達成
- ベトナム航空、6路線で週平均112便を運航
- 30年間に両国間で計6万5000便を運航
韓国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は3日、首都ソウルでベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)の韓国直行便就航30周年と同路線の搭乗客1500万人達成の記念式典に出席し、祝福した。
チン氏は、このことは両国の航空業界にとって新たな節目であり、両国間の強固で深い協力関係を示すものと評価。観光と文化に関する協力の重要性を強調した。2023年の両国間の相互訪問者数は延べ400万人余り、2024年の1~5か月期は同220万人近くで前年同期に比べ+9%増加した。
ベトナム航空は現在、ハノイ/ホーチミン~ソウル線、ハノイ/ホーチミン~釜山(プサン)線、ダナン~ソウル線、ニャチャン~ソウル線の6路線で週平均112便を運航している。同社はこの30年間に両国間で計6万5000便を運航し、乗客1500万人と貨物29万1300tを輸送した。
同社のダン・ゴック・ホア会長は、「当社は両国間で新路線の開拓や増便、サービスの質向上を図るほか、韓国の航空会社やパートナー企業との協力機会の拡大を模索する方針だ」と強調した。
なお、ベトナム航空は同日、大韓航空(Korean Air)との間で、航空機のメンテナンス・修理分野での協力強化に関する覚書を締結した。