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- ベトナム料理最上位は35位フォーチョン
- ノムやボータイチャン、ゴイボーも選出
- 日本からは酢の物やおひたしが選出
世界中の伝統料理などを紹介するグルメサイト「テイストアトラス(TasteAtlas)」はこのほど、「世界の混ぜ料理トップ100(Top 100 Salads in the World)」を発表した。ベトナムからは4品がランクインしている。
同ランキングは6月15日時点までのユーザーのレビューと専門家の意見に基づいて作成されたもの。ベトナム料理で最も順位が高かったのは、35位のフォーチョン(Pho Tron)。ハノイ発祥で夏に人気のサラダ。香辛料と一緒に炒めた牛肉または鶏肉と米麺、ハーブを甘酸っぱい魚醤ダレで和え、ピーナッツと唐辛子でアクセントを加えた一皿となっている。
ベトナム料理2番手は、4.0点で45位にランクインしたノム(Nom、南部ではゴイ=Goi)。千切り野菜に肉や海鮮を合わせ、甘酸っぱいタレで和えたベトナムの伝統的なサラダで、キャベツや青パパイヤ、バナナの花など多彩な食材が使われる。
ベトナム料理からはこのほか、65位ボータイチャン(Bo Tai Chanh、3.9点)、79位ゴイボー(Goi Bo、3.8点)がランクイン。ボータイチャンは、ライム果汁で軽く火を通した薄切り牛肉を香草と和え、炒めたニンニクやピーナッツ、赤唐辛子を散らした前菜で、魚醤を添えて酒の肴としても楽しまれる。
ゴイボーは、ライム果汁やヌックマムで味付けした焼き牛肉を、香草や野菜と和えたベトナムの伝統的なサラダ。ピリ辛のタレとともに、温かいうちに提供されるのが特徴だ。
同ランキングのトップ10は以下の通り。
1位:ダコス(ギリシャ)
2位:ギリシャ風サラダ(ギリシャ)
3位:ホリア(チュニジア)
4位:カプレーゼ(イタリア)
5位:ファットゥーシュ(レバノン)
6位:クスル(トルコ)
7位:ショプスカ・サラダ(ブルガリア)
8位:ペチェル(インドネシア)
9位:パイファングア(中国)
10位:ピヤズ(トルコ)
なお、日本からは、21位に酢の物、30位にごまワカメ、67位にほうれん草のごま和え、73位におひたしなどがランクインした。