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2030年の外国人観光客5000万人へ、政府が新目標を設定

2026/04/01 04:20 ICT配信
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 文化スポーツ観光省はこのほど、「2045年を視野に入れた2021~2030年期の観光開発計画」の調整を承認する決定第374号を公布した。同決定では、2030年に4500万~5000万人の外国人観光客を受け入れるという新たな目標が設定されている。

主要な目標と持続可能な観光開発

 調整された計画によると、ベトナムは2030年までに外国人訪問者数を4500万~5000万人とし、年平均+16~19%の成長を目指す。また、国内旅行者数は約1億6000万人を見込む。

 観光業は国内総生産(GDP)の約14%を直接生み出し、約1200万人の雇用(うち直接雇用400万人)を創出すると期待されている。宿泊施設は約250万室の規模に達する見込みだ。

 さらに、グリーン成長や循環経済、持続可能な発展を強調し、2030年までに沿岸部のすべての観光地や宿泊施設で使い捨てプラスチック製品や難分解性プラスチック製品の使用を全廃することを定めている。

成長の極と7つの原動力地域の形成

 同計画では、南中部地方ダナン市を中部と中部高原地方の成長の極として、ホーチミン市を東南部地方と南部メコンデルタ地方の観光発展を促進する核として位置づけている。

 また、全国に7つの観光発展原動力地域を形成する。2030年までは、◇ハノイ市~北部紅河デルタ地方ハイフォン市~同ニンビン省~東北部地方クアンニン省、◇北中部地方タインホア省~同ゲアン省~同ハティン省、◇北中部地方クアンチ省~同フエ市~ダナン市、◇南中部地方カインホア省~同ラムドン省、◇南部メコンデルタ地方カントー市~同アンザン省~同カマウ省の5地域に注力し、2030年以降は北部山岳地方に2つの原動力地域を追加する方針だ。

地域連携の強化と政策の整備

 さらに、クアンニン省ハロン湾、ニンビン省、フエ市、ダナン市ホイアン、カインホア省ニャチャン、ラムドン省ダラット、アンザン省フーコック島など、優位性を持つ都市に関連した10の観光拠点の開発を志向し、夜間経済(ナイトタイムエコノミー)や高級リゾート、文化体験などの商品多様化に集中する。

 民間部門が投資の主導的役割を担う一方、国家予算はデジタルトランスフォーメーション(DX)やプロモーション、人材育成などに重点的に配分される。目標達成に向けて、出入国手続きの改革やビザ免除政策の拡大など、法制度の整備も推進していく。


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