![]() (C) tapchicongthuong ![]() |
ロイター通信によると、電子機器受託生産(EMS)で世界最大手の台湾フォックスコン・テクノロジー・グループ(Foxconn Technology Group=鴻海)子会社の鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry)は、ベトナムでの生産拡大に向けて2億7000万USD(約284億円)を追加投資し、新たな子会社を設立する計画だ。
新子会社の社名は「フーカン・テクノロジー(FuKang Technology)」。詳細はまだ発表されていない。
フォックスコンは東北部地方バクザン省の自社工場で米アップル社(Apple)のiPadとMacBookの組み立てラインを建設中。同工場は2021年1~6月期に稼働を開始する予定だという。
フォックスコンは2007年にベトナムに進出し、バクザン省、北部紅河デルタ地方バクニン省、同ビンフック省を主要な事業エリアとしている。
フォックスコンの発表によると、2020年におけるベトナムからの輸出額は前年比+30億USD(約3150億円)増の約60億USD(約6300億円)の見込み。現在の雇用者数は約5万人となっている。