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- 25年6月から28年末まで試験的に運用
- 炭素市場の組織・運営の法規文書を整備
- ハノイ証券取引所が取引所のサービス提供
チャン・ホン・ハー副首相はこのほど、ベトナムにおける炭素市場の設立・発展計画を承認する首相決定第232号/QD-TTgに署名した。
2025年6月から2028年末まで国内炭素取引所を試験的に運用して炭素市場の組織・運営に関する法規文書を整備し、2029年から正式に運用する。
計画の全体的な目標は、「国が決定する貢献(NDCs)」で約束した温室効果ガスの排出削減目標の達成を低コストでサポートし、排出削減の新たな財源を創出することだ。同時にグリーントランスフォーメーション(GX)の推進や低排出技術の開発、企業競争力の向上、低炭素経済の発展、気候変動への対応を進め、2050年までのカーボンニュートラル達成を目指す。
計画によると、温室効果ガスの排出枠とカーボンクレジット(炭素クレジット)の取引は、国内炭素取引所で行われる。資源環境省と財政省など関連機関が設定した組織や市場管理規則、技術的条件などに従って、ハノイ証券取引所(HNX)が取引所のサービスを提供する。
取引所で取引される温室効果ガス排出枠と炭素クレジットは、資源環境省によって確認され、取引のための国内コードが発行される。コードの発行は一度だけで重複することはない。