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- 総面積3764haの用地に整備
- 輸送ハブエリア(5区画)1735ha
- 物流・工業エリア(2区画)1178ha
東南部地方バリア・ブンタウ省委員会はこのほど、省内で現在24件のプロジェクトについて投資を募っていることを明らかにした。中でも注目を集めているのが、港湾と一体化した自由貿易区(FTZ)の開発プロジェクトだ。
同プロジェクトは、同省フーミー市カイメップハ地区にある総面積3764haの用地に整備される予定。計画では、以下の3つの機能別エリアで構成される。
◇輸送ハブエリア(5区画):約1735ha
◇ロジスティクス・工業エリア(2区画):約1178ha
◇商業・サービス・ハイテク都市エリア:約851ha
このFTZは、製造、貿易、サービス、外国投資など多様な機能を統合し、国際基準に適したビジネスおよび投資環境を構築することを目的としており、地域経済成長の原動力としての役割が期待される。
これに先立ち、同省とアラブ首長国連邦(UAE)の港湾運営大手DPワールド(DP World)は、FTZの共同開発に関する覚書(MOU)を締結した。同プロジェクトは、カイメップハ深海港の潜在力を最大限に活用し、バリア・ブンタウ省をベトナムと国際的な海洋経済の中核拠点へと押し上げることを目的とした戦略的な施策と位置付けられている。