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- 官民パートナーシップ方式で展開
- 投資総額約1100億円、27年開通目指す
- 全幅24.8mの4車線、将来的に拡張計画
東南部地方ビンフオック省人民委員会は、官民パートナーシップ(PPP)方式によるザーギア(南中部高原地方ダクノン省)~チョンタイン(ビンフオック省)間高速道路建設案件の投資主の選定結果を承認した。
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)とテックトラインフラ開発(Techtra)の共同企業体(JV)が、同案件の投資主に選定された。
同案件の投資総額は19兆9650億VND(約1100億円)で、このうち投資主が12兆1340億VND(約670億円)を拠出する。2025年8月に着工、2026年におおむね完成し、2027年の開通を目指す。資金回収期間は最大29年8か月となる。
この高速道路は、ダクノン省ダクルラップ郡キエンタイン村(xa Kien Thanh, huyen Dak Rlap)のホーチミン道路と接続する地点を起点、ビンフオック省チョンタイン町(thi xa Chon Thanh)のホーチミン道路と接続する地点を終点とする。全長は約124kmで、ダクノン省区間が23km、ビンフオック省区間が101kmとなる。今回は全幅24.8mの4車線を設置する予定だ。
なお、南中部高原地方と東南部地方を結ぶこの高速道路が完成すれば、ダクノン省とビンフオック省をはじめとする各省とホーチミン市との接続性が強化される。将来的には全幅32.3mの6車線に拡張する計画だ。