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- チン首相、夏季ダボス会議出席で天津訪問
- 越中間の鉄道3本の開発に協力要請
- 中国企業の鉄道システム投資計画を歓迎
ファム・ミン・チン首相は世界経済フォーラム(WEF)主催の夏季ダボス会議に出席するため訪れた中国の天津で24日、中国の鉄道・交通インフラ分野の大手企業3社の幹部らと会見し、ベトナムと中国を結ぶ3本の鉄道路線の開発への協力を要請した。
チン首相が面会したのは、中国中鉄(CREC)の陳文健会長、中国鉄道建築総公司(CRCCG)傘下の中国鉄建(CRCC)の戴和根会長、中国交通建設(CCCC)の王彤宙会長の3人だ。3人はいずれもベトナムの鉄道やインフラ整備プロジェクトへの参画に意欲を表した。
チン首相は、各社がベトナムの鉄道システムの開発に関心を寄せ、投資を計画していることを歓迎した。また、ベトナムでは南北高速鉄道やベトナムと中国を結ぶ鉄道、ハノイ市とホーチミン市の都市鉄道(メトロ)などの鉄道に加え、道路や港湾、空港などの交通インフラの開発需要が強いと述べた。
チン首相は各社に対し、ベトナム側の政府機関やパートナー企業と連携し、プロジェクトの進捗状況や市場の需要を把握するとともに、参画可能な案件を決めて早期に契約を締結するよう要請した。