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- ファミリーアカウント対象の新サービス
- ティーン利用者の取り込みで市場拡大
- 未成年者保護のため安全面で複数の対策
シンガポール系グラブ(Grab)の現地法人グラブベトナム(Grab Vietnam)は20日、「ファミリーアカウント」を対象に13〜17歳のティーン利用者向けサービスを試験的に導入すると発表した。ベトナムはタイ、マレーシア、フィリピンに続く4番目の導入国となる。
保護者はアプリ上でティーン利用者をメンバーとして追加でき、代わりに配車を手配できるほか、本人による配車手配も可能となる。また、移動中の位置情報やルートはリアルタイムで確認できる仕組みとなっている。
利用者が未成年者となるため、安全面では複数の対策を講じている。配車対象は安全違反がない評価5つ星のドライバーに限定し、乗車時にはPIN認証を求めている。このほか、移動中の音声を自動録音する「オーディオ・プロテクト」のデフォルト設定、ルート逸脱時の警告、利用状況の即時通知、保護者・ドライバー・利用者間の三者チャット機能などを備える。
ティーン利用者はグラブカー(GrabCar)、グラブバイク(GrabBike)に加え、年齢制限対象の商品を除きグラブフード(GrabFood)やグラブマート(GrabMart)の利用も可能だ。
「ファミリーアカウント」は、2024年に提供を開始し、2025年7~9月期時点のアカウント数が、同年1~3月期比で3.6倍に拡大している。グラブは、ティーン層の取り込みが今後の市場拡大につながるとの見方を示している。
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