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- 「ベトQRグローバル」通じてQR決済可能に
- 全国のさまざまな店舗が対応を開始
- 26年には逆方向の決済サービスも開始予定
中国人観光客は2日から、ベトナム国内で越境QRコード決済「ベトQRグローバル(VietQRGlobal)」を通じて、日常的に利用しているモバイル決済アプリでQRコード決済ができるようになった。
小売店、飲食店、商業施設、観光スポットなど、全国のさまざまな店舗が対応を開始している。
これは、ハノイ市で開催された「ベトナム・中国間の相互運用可能なQRコード決済サービスの開始式典」で発表された。式典は、◇ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のベトナム国家決済社(NAPAS)、◇中国銀聯(China UnionPay)傘下で決済大手の銀聯国際(ユニオンペイ・インターナショナル=UnionPay International=UPI)、◇中国工商銀行(ICBC)、◇ベトコムバンク[VCB](Vietcombank)が共同で開催した。
すでに、タイの小売最大手セントラル・グループ(Central Group)の小売子会社であるセントラル・リテール・コーポレーション(Central Retail Corporation)のスーパーマーケットや、大手コーヒーチェーン「ハイランズ・コーヒー(Highlands Coffee)」、サンワールド(Sun World)系列の観光施設などが、中国人観光客のQRコード決済に対応している。これにより、利便性向上と観光需要の取り込みが期待されている。
今回のサービスは、2024年10月に締結されたUPIとNAPASの覚書から約1年間にわたるシステムの連携作業を経て実現した。
さらに、2026年初めには、逆方向の決済サービスも開始される予定で、ベトナム国内の銀行アプリを使用して中国でQRコード決済が可能になる見通しだ。両国で双方向の決済が実装されれば、観光や商取引、生活消費を支える本格的な越境QRコード決済のエコシステムが整うことになる。
年末の観光シーズンを迎える中、中国人観光客の決済環境が大きく改善することで、観光市場の活性化が見込まれている。
・ 相互運用可能なQRコード決済、日中韓3か国に拡大へ (2024/12/06)
・ NAPASとユニオンペイ、越中のQRコード相互運用性を加速へ (2024/10/21)

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