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ファム・ティ・タイン・チャー副首相は、◇国家、◇文化、◇家族、◇ベトナム人の基準という4つの価値体系を全国規模で同時展開する計画に関する首相決定第1189号/QD-TTgに代行で署名した。この決定は2日に発効した。同計画は、文化発展に関するベトナム共産党政治局決議第80号/NQ-TWなどを制度化し、社会に浸透させることを目的としている。
4つの価値体系の具体的内容
同計画では、初めて4つの価値体系の内容が明確に定義された。
国家の価値体系は、平和、統一、独立、豊かな国民、強靭な国家、民主主義、公平、文明、幸福の核心的価値から構成される。
文化の価値体系は、民族、民主、人文、科学から成り、精神的基盤を形成する。
家族の価値体系は、豊かさ、幸福、進歩、文明とされ、個人の人格形成の最初の環境と位置付けられている。
ベトナム人の基準は、愛国、団結、自立、情義、誠実、責任、規律、創造の核心的資質から構成され、新時代における人々の向上心と貢献の精神を示すものとなっている。
実施ロードマップと各機関の責任
今後のロードマップによると、各省庁および地方自治体は2026年9月末までに独自の展開計画を策定する必要がある。その後、2030年に中間総括を行い、2035年に最終的な総括を実施する予定。
同計画の実施にあたり、文化スポーツ観光省が主導的な役割を果たし、他の省庁や地方と連携する。各機関は毎年12月15日までに同省へ結果を報告し、同省はこれをまとめて毎年12月25日までに首相へ報告する義務を負う。また、財政省は同計画を実施するための国家予算の割り当てを調整する。
制度の整備と社会への浸透
この展開計画は、人材育成や社会経済開発計画への価値体系の組み込みを求めている。また、デジタルトランスフォーメーション(DX)や科学技術の応用を推進し、教育機関や職場、コミュニティでの実践モデルを構築・拡大していく方針が示されている。
この取り組みを通じて、道徳的衰退や生活様式の乱れを防ぎ、社会に良好な価値観を根付かせることを目指す。また、国際統合が進む中で、ベトナム独自のアイデンティティや文化の多様性を強みとし、国家ブランドの確立につなげることが期待されている。

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