ホーチミン市保健局は14日、同市で先月29日から今月13日までの間に27人がアルコール中毒になり、うち9人が死亡したと保健省に報告した。18人は病院で現在も治療を受けている。中毒の原因はいずれも酒中のメタノール含有量が許容基準を超えていたため。同局はすでに各酒造業者を立ち入り検査し、21種類中11種類の酒から許容基準を超えるメタノールが検出されたとして没収処分にしている。
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