クアンナム省ホイアン町タンハー工業・工芸区で17日、ホイアン沖縄文化工芸センターの落成式が行われた。同センターは琉球ガラスをメインに、陶器、織物・刺繍製品、漆製品などを製造、製品の80%を欧州や日本に輸出、残りをベトナム国内で販売する。年間輸出額は600万米ドル(6億9000万円)を見込んでいる。
同センターは沖縄電力の関連会社、沖電企業が資本金50万米ドル(5750万円)の半分を出資している。クアンナム省からは1年前の2005年2月に投資許可を得ているほか、ガラス原料の採掘に対しても全面的な協力を得ている。